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益子の茶屋

 陶芸家 伴 大美 氏訪問 (神原・さくら窯)

 


人気、桜シリーズの器たち

今回は、益子の隣町、真岡市井頭公園の近くで作陶活されている伴 大美氏を紹介。
さくら窯という窯名のどうり、桜模様の器に、目を引かれる。柔らかいうちに器に桜文を彫り、そこに白化粧土を埋め込んでいく象嵌という技法を用いた作品。 細かな、根気のいる作業だ。

 略歴
昭和31年/真岡市に生まれる
平成2年/愛知県窯業技術専門学校デザイン科卒 
平成3年/おのっぱら窯にて修業
平成8年/真岡市下籠谷に築窯、独立 神原・さくら窯 
益子に近いという土地柄、陶の里へ足を運ぶようになる。 20代半ば頃から島岡達三氏(現在人間国宝、益子で活動)の作品などに影響され、又、義弟も陶器の仕事に従事していたこともあり、思い切って脱サラ。自分の考えで制作、焼成。全ての作業を自らの手で感じ味わえる陶器作りの魅力に引かれたという。


桜文様の入ったブルーの器が主であるが、粉引き手(白い粘土の泥で器の表面を覆う器の総称)などの作品も作る。
伴氏の作品は、新しいながらも土のぬくもり・益子、そして作者の温かみが感じられる。

 

 今後の作陶は?と尋ねたところ、なんと中国で奇跡的に出たといわれる曜変天目をつくる事だそうです。まさしく陶芸のロマン。研究熱心な氏の言葉でした。
仕事以外で趣味は?と聞くと、20年近く東洋蘭(うちょう蘭・えびね蘭・春蘭)の栽培をされ、スポーツでは、自転車ロードレースもするという行動派。
※写真は益子の伝統的な釉薬・糠白釉をアレンジして作ったというブルーの器


伴氏と私の出会いは10年前。愛知県の瀬戸市にある窯業技術専門学校で同じデザイン科で絵付け等を習いました。同郷ということもあり、私自身、大変お世話になりました。瀬戸では、穴窯焼成なども一緒に体験し、今思うと貴重な体験でした。そんなわけでトントンっと話が弾む第一回目の訪問となりました。